だが万馬券は当たらない

急死したとき遺族にこれを読んで俺の存在を感じて欲しくて書いてる

新しい作品の準備

ご無沙汰してます。もう2020年も終わってしまいますね。今年はなんだか静かな一年間でした。出会う人間の数が確実に例年より少なかったと思います、多くの人がそうだとは思うのですが。僕はあまり人と関わるのが(特にそれほど仲良くない人と表面を撫でるようなつるみかたをするのが)苦手だし好きじゃないので、こんな一年も悪くないかもというのが正直な気持ちだったりします(笑

ただあまりに人と関わることが少なすぎるのも考えものですね。自分がふにゃふにゃのヘロヘロになってしまってる感じがしてます。好きなもの、好きな人とばかり関係を持っていると、周囲が穏やかになりすぎて僕自身も自然と優しく弱くなっていくような気がする。そうすると社会からピシャリと冷や水を浴びせられた時にうまく処理できなかったりするもんで。

東京に戻ってきてからはずっと、走ったりペンを持ったりしてばかりの日々でした。他にやりたいことも特になくて自然とそうなっちゃいますね。月に一回か二回、大学の友達に会ったりはしてますが、基本一人で部屋にいます。料理や掃除はなぜか徹底してやるようになりました。手間かけて作った料理をvtuberの配信とか見ながら食べてると結構幸せだな〜〜って感じちゃいます。

 

小説の方は、東京に戻ってきてからもしばらく二の足を踏んでいたんですが、やっと最近方針が定まって今はコンテのようなものを作ってます。全5章のうち2章まで終わった(さっき)のですが、なんか結構な分量になりそうです。初めの見立てでは250枚(〆切が来年の3月31日←近い!怖い! なのでそれほど枚数は書けなそう)のつもりだったんですが、2章までのコンテを見る限り力の傾け方次第で300-350くらいまでは膨らんでしまいそう。ゴリゴリ書き飛ばすくらいじゃないとで収まるかちょっとわからない(気がする)

 

色々考えることはあるんですが、まだ若いし、「これ書かなきゃダメだ」って気持ちがあるのだから素直に従おうということで、また実体験ベースの話を書きます。いずれはゼロから構築するものも書いてみたいなと思ってます。

あと短編が書きたいですね。今二つくらい作品の核みたいなものがあるので、今作が完成したらしばらく中編はおやすみして短編で色々実験してみたいなあという感じです。楽しみです。

 

書くのはまあ大変ですし、学業との両立が相変わらずkillingですが、段々自分の執筆について分かってきたし、やりたいことが増えてきてすっごく楽しいです。一作目を書いていた頃はとにかく追われるように捻り出すようにして書いていたのですが、自分の創作のクセが分かってきてパワーの配分に慣れてきました。あとは読み手の視線というのが分かってきて、こだわるべきところとそうでないところの境目が明確になったような気がします。今作はそれでも1作目のやり方を結構引き継いでいて、作業の形があまり変わらないのが退屈なところです。具体的にいうとプロット→コンテ→本文という手順を踏んでるって話なんですが、いずれは頭から書いて推敲しながら進む書き方もしてみたいものです。

 

目標を宣言しましょう。今年のうちにコンテを終わらせ、テスト勉強を本格化させる時期に(たぶん1月5日くらいから)多少でも本文を書き始めていたいです。

試験が終わってから〆切まで64日くらいありますね。僕は大体一日2000-3000文字くらい書くので、2300とすると、単純計算で147000文字となります。そこから疲れたり用事があったりして書けない日を差し引いても、

本編が120000文字だとするとギリッギリカバーできる...笑 

うーん...〆切、なんとかならないかな....

ただ、上記は一作目を書いていたときのスピードですし、一作目がまたひどく書きづらい性質のものだったので、今作なら多分かけようと思えばブーストをかけることもできるのかな、うーん、どうかな、という感じです。まあ言っても仕方ないので明日も明後日も書くだけです。頑張って間に合わせます。村上春樹は1986年12月28日から『ノルウェイの森』を書き始めて、1987年3月8日に第一稿が終わりました。翌月頭のイベントのためにイタリアだかどこかに来る予定の編集社員に渡すために、3月28日に推敲を終えて第二稿を完成させ、結局900枚360000文字の作品でした。三週間ほどの試験というハンデを負ってるとはいえ、『ノルウェイ』の1/3ほどしかない分量の小説を同じ期間で完成させられないわけないだろう? そういうマインドで頑張ります。