だが万馬券は当たらない

急死したとき遺族にこれを読んで俺の存在を感じて欲しくて書いてる

早慶戦

 そういう季節であります。僕は“冷めて”いるので、二日連続で試合をするとはつゆ知らず、明日だけだと思っていました。同じ語学の子は3限のゴルフ(授業です)を切って球場へ行かれました。見上げた愛校心---いや、興味本位というのが正しいかも。思うに宣伝が巧いです。華美なポスターで視界からアプローチ、早慶戦という(人によっては)耳触りのいいフレーズで耳にも。wasedaの文字が入ったベージュのTシャツを着れば身も心も染まることができそうです...クラスマッチ、くらいのノリ、位置付け、なのだと思います。僕もジョジョ見ながら戦勝祈願はしておこう。

 

一方僕はというと、今夜は高校の同期二人としゃぶしゃぶを食べに行きます。ハタチになったのでお酒も解禁です、待ってた!弱いのでほどほどにしような。あれだけロータリーもバカにしてたわけだし...

 

 とまあそれなりの日々を過ごしていますが、なんともこの春と夏のはざまというべき微妙なグラデーションがかった期間は、不思議な感覚に襲われます。とりわけて逼迫した悩みがあるでもなく、孤独でもさほど気にならない(裏返せば気になってくる季節はあります)、新しい出会いがあるでもなければ惜しむ別れもない、そんな停滞とも安定ともいえそうな、微妙な季節であります。つまり何が言いたいか。「旅をしたい」ということであります。(祝日は使い果たした模様>>我ら日本国民)